暑い日が続くと暑さ・寝苦しさなどで、疲れが溜まってきませんか?
暑さ・虫刺され・日焼け、、、夏の悩みは色々ありますよね。
夏の暑さ対策におススメの薄荷の香りと使い方を紹介します。
【薄荷】(ハッカ)
〇科名 シソ科
〇学名 Mentha arvensis 〇抽出部位 全草
〇抽出方法 水蒸気蒸留法 〇ノート トップ
ペパーミントと同じくメントールを多く含有する精油で、ペパーミントの約2倍のメントールが
含まれていることから、天然のメントール(l-メントール、薄荷脳)の抽出・精製に用いられる品種です。
薄荷精油はl-メントールによるシャープでクリーン、そして強い清涼感のある香りで、強い冷感作用があり、
l-メントールの香りを嗅ぐだけで、体感温度が4度も下がることが実証されています。
この冷感作用はl-メントールが冷感レセプターに触れた時に電気信号となって脳に伝達され、
冷たさを感じるというメカニズムで、薄荷精油の香りを嗅ぐだけで、皮膚表面温度が下がることなく
冷えを感じます。
また、l-メントール成分が皮膚につくと、冷感が引き起こされるため、肌からも冷たさを感じます。
薄荷精油に含まれているメントン・イソメントン成分も清涼感あるミントの香りで、
こちらも薄荷精油の清涼感に大切な成分です!
~体への働き~
風邪、アレルギーに花粉症と、鼻づまりの辛さも薄荷精油で解消出来ます。
匂いを嗅ぐと鼻がスーッと通るのが実感できます。
呼吸がしやすくなるので、マスクスプレーでマスクにつけるのも良い方法です。
また、メントールという成分には胃の働きを活発にする働きがあることから、消化不良や胃痛、
二日酔いにおススメです。
~肌への働き~
抗菌に有用性があることから、肌を清潔に保つのに役立ちます。
また、炎症を抑えてくれる働きもあるので、筋肉痛や日焼けなどにも使えます。
~心への働き~
清涼感のある香りが頭をクリアにし、リフレッシュ効果が期待できます。
柑橘系に多く含まれているリモネンも少量含まれており、イライラやストレスなどの感情を抑えるのにも◎
他にも防虫・消臭にも使えるので、夏におススメの精油です。
おススメの使い方↓↓
【暑さで寝苦しい時】
・薄荷精油 1滴
・ライム精油 1滴
ティッシュに薄荷とライムの精油を1滴ずつつけて、枕元に置いておきます。
薄荷のスーッとする香りと、ライムのフレッシュな柑橘系の香りが寝苦しさを和らげてくれ
眠りにつきやすくしてくれます。
【日焼け後】
・薄荷精油 1滴
・ラベンダー 2滴
ラベンダー精油は抗炎症と皮膚組織再生に有用性があるので、日焼け後の肌の痛みを和らげるのに
役立ちます。
1 洗面器に冷たい水を入れる
2 その洗面器にラベンダーの精油を2滴、薄荷精油1滴を加え、しっかり混ぜる
3 そこにタオルを入れ、しみ込ませた後、よく絞る
4 日焼けで火照り、痛みがある箇所にタオルを優しくあてる
ラベンダーはアロマの中でも使用頻度が高く、1つ持っておくととても便利な香りです。
海や野外スポーツなど日焼け後のケアはとても大切です!!
しっかり肌が焼けた時は軽いやけど状態になっているので、特に気を付けてください。
暑いとそれだけやる気や集中力がなくなりますよね。
香りを上手く取り入れて、夏を気持ちよく過ごしましょう!!