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夏を快適に過ごすアロマテラピー①

暑い日が続くと暑さ・寝苦しさなどで、疲れが溜まってきませんか?

暑さ・虫刺され・日焼け、、、夏の悩みは色々ありますよね。

夏の暑さ対策におススメの薄荷の香りと使い方を紹介します。

【薄荷】(ハッカ)

〇科名 シソ科

〇学名 Mentha arvensis    〇抽出部位 全草

〇抽出方法 水蒸気蒸留法   〇ノート トップ 

ペパーミントと同じくメントールを多く含有する精油で、ペパーミントの約2倍のメントールが

含まれていることから、天然のメントール(l-メントール、薄荷脳)の抽出・精製に用いられる品種です。

薄荷精油はl-メントールによるシャープでクリーン、そして強い清涼感のある香りで、強い冷感作用があり、

l-メントールの香りを嗅ぐだけで、体感温度が4度も下がることが実証されています。

この冷感作用はl-メントールが冷感レセプターに触れた時に電気信号となって脳に伝達され、

冷たさを感じるというメカニズムで、薄荷精油の香りを嗅ぐだけで、皮膚表面温度が下がることなく

冷えを感じます。

また、l-メントール成分が皮膚につくと、冷感が引き起こされるため、肌からも冷たさを感じます。

薄荷精油に含まれているメントン・イソメントン成分も清涼感あるミントの香りで、

こちらも薄荷精油の清涼感に大切な成分です!

~体への働き~

風邪、アレルギーに花粉症と、鼻づまりの辛さも薄荷精油で解消出来ます。

匂いを嗅ぐと鼻がスーッと通るのが実感できます。

呼吸がしやすくなるので、マスクスプレーでマスクにつけるのも良い方法です。

また、メントールという成分には胃の働きを活発にする働きがあることから、消化不良や胃痛、

二日酔いにおススメです。

~肌への働き~

抗菌に有用性があることから、肌を清潔に保つのに役立ちます。

また、炎症を抑えてくれる働きもあるので、筋肉痛や日焼けなどにも使えます。

~心への働き~

清涼感のある香りが頭をクリアにし、リフレッシュ効果が期待できます。

柑橘系に多く含まれているリモネンも少量含まれており、イライラやストレスなどの感情を抑えるのにも◎

他にも防虫・消臭にも使えるので、夏におススメの精油です。

おススメの使い方↓↓

【暑さで寝苦しい時】

・薄荷精油 1滴 

・ライム精油 1滴

ティッシュに薄荷とライムの精油を1滴ずつつけて、枕元に置いておきます。

薄荷のスーッとする香りと、ライムのフレッシュな柑橘系の香りが寝苦しさを和らげてくれ

眠りにつきやすくしてくれます。

【日焼け後】

・薄荷精油 1滴

・ラベンダー 2滴

 ラベンダー精油は抗炎症と皮膚組織再生に有用性があるので、日焼け後の肌の痛みを和らげるのに

 役立ちます。

1 洗面器に冷たい水を入れる

2 その洗面器にラベンダーの精油を2滴、薄荷精油1滴を加え、しっかり混ぜる

3 そこにタオルを入れ、しみ込ませた後、よく絞る 

4 日焼けで火照り、痛みがある箇所にタオルを優しくあてる

ラベンダーはアロマの中でも使用頻度が高く、1つ持っておくととても便利な香りです。

海や野外スポーツなど日焼け後のケアはとても大切です!!

しっかり肌が焼けた時は軽いやけど状態になっているので、特に気を付けてください。

暑いとそれだけやる気や集中力がなくなりますよね。

香りを上手く取り入れて、夏を気持ちよく過ごしましょう!!